ケニア スングリ(中浅煎)
Kenya Thunguri
■First Impression|第一印象
ケニア種特有の林檎やブラッドオレンジ、マスカットを想わせる果実感と華やかな酸味。
■Cupping Comments|風味評価
Apple, Blood Orange, Chocolate, Caramel, Bright Malic, Round Mouthfeel, Long Aftertaste, Crisp
アップル、ブラッドオレンジ、チョコレート、キャラメル、ブライトマリック酸、
丸みのある口当たり、長い余韻、キレの良さ
■Coffee Profile|詳細情報
エリア:キリニャガ、西キリニャガ
農園名:スングリファクトリー
生産者:キビリグウィ組合の農家
品種:SL28、K7、ルイル11、バティアン
標高:2000–2500m
生産処理:ウォッシュド
■Complete Tasting Profile|風味の全体像
林檎やブラッドオレンジ、マスカットを想わせるフレーバーと、
果実感あふれる明るい酸味が最大の魅力です。
そこにキャラメルやチョコレートの風味が重なり、
より複雑で厚みのあるカップに仕上がります。
後口はすっきりと明るく、白ワインを思わせる酸が長く続き、
透き通るようなコーヒーとは思えない特別感を演出してくれます。
■Why This Bean|この豆を選んだ理由
ケニアの品種は、コーヒーの中でもっともフルーツのように鮮やかな酸が際立ちます。
その力強くも美しい酸は、スペシャルティコーヒーの魅力そのもの。
そしてなにより、個人的に「飲みたい」と思わせるほどに心惹かれる味わいです。
その確かさを、ぜひお客様にも感じていただきたい──そんな想いで選びました。
■Origin Profile|生産情報
ケニアは19世紀末にコーヒー生産を始めた比較的歴史の浅い国ですが、
標高2000mを超える高地、肥沃な火山性土壌、昼夜の寒暖差という理想的な環境によって、
世界的に評価の高いコーヒーを育んできました。
現在のケニアでは、小規模農家が協同組合を通じて栽培・精製を行うのが主流です。
スングリファクトリーを運営する「キビリグウィ生産者組合」もその一つで、
6000人を超える組合員が所属し、その約7割を女性生産者が占めています。
生産量は年々減少していますが、土壌のポテンシャルと地域の努力によって、
品質の高さは揺るがず、世界のマーケットで高く評価され続けています。
■Variety|品種の特徴
SL28 ─ ケニアを代表する伝統品種。透明感ある酸と果実味をもたらし、ケニアらしさを象徴する存在。
K7 ─ 病害にやや強く、安定した収量と力強いボディを特徴とする品種。深みを与える役割を担います。
ルイル11(Ruiru 11) ─ ハイブリッド種で、病害への耐性が高く、軽やかでクリーミーな口当たりを演出。
バティアン(Batian) ─ 新世代品種。果実感と甘みをしっかり持ち、複雑で厚みある風味を生み出します。
これらの品種が織りなすハーモニーが、スングリ特有の果実感と豊かさを形作っています。
■Processing Method|生産処理の特徴
ウォッシュド(Washed)
収穫後、果肉を取り除き、発酵・水洗を経て乾燥させる精製方法。
豆本来の個性が際立ちやすく、クリーンで透明感のある風味に仕上がるのが特徴です。
このケニア・スングリもその例にもれず、果実感あふれる酸味と鮮やかなフレーバーが美しく表現されています。
【商品番号:105】
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